2010-07-23 Fri [ review ]
『借り暮らしのアリエッティ』
by *imoko*
３連休の３日目最終日！
この日はジブリ映画『借り暮らしのアリエッティ』を観て来ました！
公開が17日で、その２日後に観てきたなんて、私にしてみれば珍しすぎる。
なんてったって、ジブリ作品を胸を張って大好き！と言えるわけもなく・・・
だってラピュタもナウシカも観たことないからね。
周囲からは「そんな人っているんだ・・・」とか「よく観ずにその歳までこれたね・・・」とか散々な言われようですが、これでも日本人だし観ておかなきゃ〜と、なんとか意識して『もののけ姫』を観たりしたんだけどね。
今じゃ『魔女の宅急便』のストーリーも危ういです。。
アリエッティはどことなくケルト文化を感じさせるシンプルで温かいファンタジーでした。
私個人的には、途中で出てくるスピラーが大好き！
声が藤原竜也だと知り、更に好きになりました(笑)
ジブリまったく詳しくないけど、子どもができたら一緒に観るのがちょっとした憧れです。
やっぱトトロは外せない！！
2010-05-30 Sun [ review ]
「うそっ。」
by *imoko*
今、渋谷駅には赤と青と白のしましまな蒼井優があちらこちらにいます。
そして渋谷PARCOパート１では今月27日から蒼井優の展覧会が開催されるというので、早速行って来ましたー！！
この展覧会、蒼井優が出すポップアップブック「うそっ。」と連動している企画で、絵本と同様“飛び出す”をテーマにしたもの。
会場内では、入場の際に配られる赤と青のフィルムの３Ｄメガネをかけて進んでいきます。
しかも、かならず靴を脱いで裸足で。あぁ、なんか“蒼井優”っぽい！（こんなところでも…）
私こういう世界のこと詳しくないので全くわからないのですが、デザインにしても撮影にしてもスタイリングにしても、各界トップクラスのスタッフたちによる制作だそうで、ファッション性、作品性の高い絵本＆展覧会になっている、とのことです。
入場料も500円（PARCOカード提示で半額！）と気軽に入れるので、私みたいな「蒼井優の展覧会！？そりゃぁ行かねば！」という人以外にも、たまたまその日パルコでお買いものしてました♪っていう人たちも気になって立ち止まって中に入ってみる人たちがたくさん！
まさしく森ガール的な人たちばかりが集まってるんじゃないか…と不安になりつつ私も一人で行ってみたけど、全然そんなことなかった！
この会場で絵本を買うと、蒼井優トークイベントに参加できる抽選が行われているのですが、そのトークイベントと予定が合わなかったので絵本は買いませんでしたー。
もともと私“絵本”は大好きなのですが、絵本の中のストーリーを感じるのが好きなので、目で楽しむっていうような“飛び出す絵本”は昔からちょっと苦手なのです。
そのかわり、かわいいボールペンを買って帰って来ました。
そういや３Ｄ映像も苦手だし…これからの時代、私は大丈夫なんだろうか。
2010-04-15 Thu [ review ]
He is my．．．．
by *imoko*
彼は、私の・・・私の・・・・・
“ただの友達なのか”、“恋人”なのか。
ハッキリせずモヤモヤしてたのも束の間、２人には幸せいっぱいな日々が訪れた。
彼女は友達にも家族にも、アメリカ人の彼を「私のダーリンです」と紹介できるようになったのです。
『ダーリンは外国人』観て来ました。
原作のコミックエッセイが大人気なのは知っていたものの、実際に読んだことはなく、そのまま何も知らずに映画館へ行ってみる。
「He is my........」から始まり、
「He is my darling」を経て、
「He is my family」となっていく物語。
その間、あれやこれやとぶつかってくる難題。
その度に衝突したり、すれ違ったり。
互いに自分の生活もあるし、そもそも他人なわけだから完全にわかり合えるなんてことがあるわけない。こればかりは“愛”でどうにかなる問題でもない。
お互いが感じるギャップは、“育った環境があまりに違うから”でも、“生活リズムが違うから”でも、ましてや“国籍が違うから”でもない。
誰かに特別にある悩みではなく、誰にでもある悩み・不安だというわけ。
映画のラストは、２人で距離を縮め合ってきた結果、国際結婚というハッピーエンドで終わる。
外国人が疑問に思う日本の言語や人、物も取り入れつつコミカルにポップに描かれた映画。
ですが！
その中には、この２人が互いの距離を縮め合うことに努力を厭わず、いかにして互いを理解してきたかというのを見ることができるのです。
珍しく食器を洗ってくれたトニーに、さおりは「嬉しい〜！」と感激する。
しかし良く見てみるとその食器には洗剤が残ってあり、雑に洗われた食器に「ちょっとトニー！！」と思わず声を荒らげてしまう。
でもそこでさおりはトニーを責めることはしなかった。
「なんでちゃんと洗わないの！」と怒るかわりに、まず「ありがとう」と感謝の言葉を述べたのでした。
これが、相手との距離を縮めるということにはならないかもしれないけど、でも“こんなこと”と思うことが実は簡単ではなく、むしろ難しいのでは…と私は思うのです。
昔から国際結婚願望が強い私は、まさに「ダーリンは外国人」というのに憧れて来ました。
だからこの映画も観に行ったんだけど、それよりも何よりも、相手を理解してわかり合っていくことということの難しさ…いや、素敵さを見ることができた、そんな映画です。
2010-01-13 Wed [ review ]
キャッツが横浜にやって来た！
by *imoko*
ミュージカル『キャッツ』観て来ました〜！
久しぶりのミュージカル…
久しぶりの劇団四季…
久しぶりのキャッツ…
もーこれぞ“正しい休日の過ごし方”って感じ（大袈裟）楽しませていただきました★
と言っても、１週間くらい前にいきなり友達から「この日ヒマ？キャッツ行かない？」と誘いの電話を受けたのでした。唐突すぎる！
どうやらオークションでゲットしたようなのですが、なんと２列目という贅沢席。
てか、キャッツシアターをご存知の方はわかるでしょうけど、舞台と客席前列はつながってるんです。
舞台が始まって、猫たちが出てくると円形の舞台はくるーっとゆっくり回転をし始めるのですが、前の方の座席もくっついているためお客さんまでも回転してしまうのです。
これぞキャッツシアターならではの“回転席”
“四季の会”会員じゃないと予約取れないような贅沢席なのでございます。
あぁ、今思えば五反田にキャッツシアターが現れ、四季のキャッツが戻って来た2004年。
大興奮のあまり何度か観に行きましたが、回転席なんて座れるわけもなく…
いつか座りたい！と心の中で呟いていたのでした。
それが横浜に場所を移してから夢叶うなんて！
そう言えば、前日におみくじをひいたら「大吉」が出ました。
もしや、これでは！！
と、るんるん気分でキャッツシアターです。
お客さんみんな控え目に写メとか撮る中、友達にカメラ預けて写真をねだる(笑)
シアター入口の階段は登場する猫ちゃんたちの名前が書かれてました。
もちろん私はもうずっと前から彼しか見えません「ミストフェリーズ」の横をゲット☆
みんな個性豊かな猫ちゃんたちばかりなので、キャッツ好きには“自分のお気に入り猫”がいるのです。
劇場に入って、グッズをチェックしてる友達。
その横で私は「本日のキャスト表」をチェック。
とそこで！思わず「ヒィッ！！」と叫び声をあげる私。
なんとなんと、ラム・タム・タガー（っていう、めっちゃセクシーでワイルドでメス猫をニャンニャン言わせるちょいと悪いヤツ）役が、私の大好きな役者さんでした。
そう言えば私、前日にひいたおみくじは「大吉」でした。え！これまた！？
さ、キャッツ本編の感想は省略です(笑)
ライオンキングとキャッツがあったら、ストーリーを重視する人はライオンキングを選ぶでしょう。もしくは、ミュージカルを観慣れてない人もライオンキングにいくでしょう。
見せられてるものをショーとして素直に楽しめる人はキャッツかも知れません。
そういうミュージカルなのよ！
ちなみに私はキャッツのナンバー全て歌えちゃうし、ダンスも頭に入ってるくらいな、１００％キャッツ大好きっ子です。
まだキャッツを知らない、観たことないっていう人。
一度は試してみてもいいと思います。ただしミュージカル嫌いでなければ。
ていうか、「ミュージカルそんなに観たことない」とか「ミュージカルってちょっと抵抗ある」っていう人いたら、私を誘うといいと思う！！笑
「私あの猫が好き」トークができる人が少しでも増えてくれることを願います。
そしたら私はミストフェリーズへの愛をたっぷり語ってあげます。
2009-12-18 Fri [ review ]
旅に出る理由
by *imoko*
僕が旅に出る理由は―――
なんて、くるりの歌には、ひとつめに“ここじゃどうも息が詰まりそうになった”
ふたつめに“今宵の月が僕を誘っている”
みっつめは“車の免許とってもいいかななんて思っている”
とこんな風に続けられていた。
人が旅に出る理由なんて、人それぞれで様々なんです。
でもね、人間には“いくつになっても、旅に出る理由がある”
愛する妻が死にました。
だから旅に出た、カールじいさん。
亡き妻を愛するその想いと、愛する人と一緒に見た夢への想い。それが彼の旅に出る理由。
家を守らなきゃいけない。エリーと共に闘わなければならない。約束を果たさなきゃいけない。
だから今、旅に出ないわけにはいかない。
この映画、始まって５分で私は涙ＭＡＸを迎えました(笑)
一人で観に行ったというのに、映画館で「うぅぅぅぅー」って声まで漏らしてました。。
私、どちらかと言うと、誰か人の夢を全力で応援してあげたい！って思ってしまいやすいタイプの人間なんだと思います。
誰かの夢のサポートが出来るってことが、最高の喜びだと思ってるヤツなんでしょうね。
というのも、「好きなことをしてる人の姿」を見るのが本当に好きです。
だから、好きな人には好きなことをやっていてもらいたいって心の底から願うような、そんな女の子です。
そんな女の子には、同じ夢を一緒に見れて共に歩んでいける、そんな２人の姿が羨ましく思えたのでしょう。
昔、私がお世話になった、私のすごく尊敬し大好きな大学時代の先生から、こんな話を聞きました。
その先生は、天才肌で、背も高くてスラっとしてて、生徒の私から見てもカッコイイ先生だったので、きっと若い頃はそれはそれはモテるお方だったのでしょう。
勉強するのが何よりも好きで、探究心のかたまりのような若かりし先生に、その当時の恋人が「お金は私がバリバリ仕事をして稼いでくるから、あなたは好きなように研究していればいいの！」と言ったそう。
その話を聞いた私は、そんなこと言っちゃう女性に強烈な憧れを抱き、「私もそんなこと言えるようになりたい！！私もそれ言いたい！！」と強く思ったのでした。
自分が頑張ることで、自分の愛する人が好きなことやってる姿を見られるのなら！って、本気でそう考えたんでしょう。
いや…その当時、１週間ほぼ丸々大学院の研究室に白衣姿で閉じこもって研究ばかりしてるという人に、私自身が恋い焦がれてたからかもしれませんが(o´ω｀o)
でもね、私の先生の話の続き。
先生はそう言ってくれた女性とは別れ、別の女性と結婚した。
しかも、仕事をして自分で収入を得て、それでいて大学院で好きなように研究しながら、家庭を持った。
奥さんはと言うと、専業主婦。
今でも研究に夢中になってる先生を、奥さんは時に呆れながら、それでいて近くで支えてるってわけ。
あらあら素敵じゃないの！！
私もさ、考えてみたら「私が頑張るから、あなたは好きなことしてていいのよ！」なんて言えるわけが無いしね！！笑
人の夢は応援したい。サポートしたい。でも、その気持ち任せに全投資はしない。
だけど。
たとえば愛する人が急に突拍子もないこと言いだした時。
「いいんじゃない。あなたがそうしたいなら、やってみれば。」と言ってあげられるような良き応援者でいたいと、そんな風に思います。
ま、時と場合によるでしょうが。
