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ダンスについて・・・(鳥居沙菜)

 私はずっとお芝居といえばミュージカルや宝塚を観てきたから
芝居=ダンスだと思ってきました。
そしていわゆる演劇というものにはダンスはないと考えてました。
だけど演劇を観たとき、シーンの途中にダンスが出てきたので
かなり嬉しかった覚えがあります。

 私はダンスもお芝居の一部だと考えています。
だって、台詞こそ言葉として吐かないけど、
表現するということは同じだからです。
だから、役者の皆さんもお芝居をしているのと同じ感覚で
ダンスを踊ってほしいと思っています。
何かメッセージを伝えてほしいのです。
一応、今回のダンスにもコンセプトやメッセージがあります。
だけど、振りを通してみんなが感じたままにまず表現してほしいです。

 去年、BRIDGEの旗揚げの時、私がダンスを取り入れ
その振り付けをしたいとみんなに提案したところ、
みんなが賛成してくれてダンスシーンを作ることができました。
ただでさえ役者は芝居をするだけで大変なのに、
ダンスの経験なんてないみんながちゃんとストレッチをして、
色々なところを故障しながらも一生懸命に振りを覚え何回も何回も踊って、
本番笑顔で踊っている姿に感動しました。

 去年の公演のアンケートにダンスシーンは要らないのではないか
という意見もあり、かなりへこみましたが、
BRIDGEのみんながダンスの試みは成功だったから今年もやろうと言ってくれたことや、
脚本のレイちゃんもダンスはあるものと考えてくれていたので
今年もダンスシーンを作ることができました。
今年は私自身も振りを考えるとき、ダンスといっても
”芝居のストーリーの中のダンス”ということに気をつかい、
振りの作り方や振りの意味を考えながら作れたので、
より良いものができたと思っています。
去年もそうですけど、今年も初めは正直、厳しい・・・
と思っていましたが、今のみんなのダンスはかなりカッコイイ!!
あとは、空間の取り方や、大きく踊ること、
それから表情をつけることを考えて踊り込むだけです。

 だからお客さん、ダンスシーンを楽しみにしていてくださいね。
(c) 2001,11,27, Tuesday 05:41 PM | comments (0) | trackback (0)
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