劇団四季「アスペクツ オブ ラブ」


「オペラ座の怪人」@ロンドン、「海」
「キャッツ」@ロンドン、五反田キャッツ・シアター)
「ジーザス・クライスト・スーパースター」@(エルサレム、ジャポネスクとも)「秋」

ときて、いよいよ「アスペクツ オブ ラブ」@自由劇場、ですよ。
ARWも4作目。
次は「アイーダ」だな。

  
アンドリュー・ロイド=ウェバーご本人が「自らの最高傑作」っていうほどの作品です。
ずっと観たいなぁと思っていたのですが、なかなかチャンスがなかったの。
11月も忙しかったので無理かなぁとあきらめかけていたのですが、ささいなことで観たい気持ちが爆発的に盛り上がり、スケジュールをなんとか強引に調整し、直前にチケットを取ってもらって(そういうところは他人まかせ)先日観てきました。
チケット、おさえてもらった時点で残り4枚だったんだって!
ほんとにラッキー。こういうとき、ちょっとした運命を感じますね。何年も観たかった作品だし。
お芝居ってやはり生ものだから、可能なときに無理してでも観ておかないとだめだと思うんです。
四季なら再演があるといっても、逃してしまったら5〜6年は待つことになるし。何より、そのキャストで観られることはもうないかもしれないし。
つまりは石丸さんのアレックスが観たかったんです。それです。
  

2階席だったのですが、自由劇場はこぢんまりしてて小さい劇場ですし、2階席の傾斜もきついのでまったく問題なし。
むしろ、ローズの早替え(舞台上で衣装を脱いでウィッグも外してました)がよく見えて、面白かったです。

お話としては、フランス人の舞台女優ローズとイギリス人の青年アレックスの恋物語に周りの人がいろいろ絡んできてうんたらかんたら、といったところです。(だいぶはしょりました)

アレックスはもちろん、好き好き★石丸幹二さんですよ。見た目の麗しさは言うまでもなく、歌唱力がすばらしかった。
ラストシーンのフレーズ、鳥肌立ちました。

ローズは保坂知寿さん。個人的に「マンマ・ミーア!」のドナ役がはまりすぎだったので、そのイメージが強くてちょっと心配だったのですが、文句なく美しかったです。
声がきれいなのと、脚がきれいなのと。この二つ、舞台女優には重要ですね。
むしろ顔よりも大切かも。
声と脚が美しいと、美人に見えるもの。
保坂さんのようになりたいなんておこがましいことを言うつもりはないですけれども、憧れるつもりで、ダイエット続行したいと思います。
声も、うん、がんばる。

歌がやっぱりすてきです。同じメロディが歌詞を変えて何度も出てくるんですけど、それを深読みしたら面白いんじゃないかと。何回か観ないと分からなそうだけど。
ダンスシーンは少ないのですが(1カ所?)かなりインパクトがあります。

ストーリーとしては、うーん、ヒロインのローズにあんまり共感できず、どちらかというと「アレックスがんばれ!」という気持ちになってしまったので、正直納得いかないとこもあります。
アレックスがね、かわいいんだ、また。
おじさんの別荘を「自分のうちのだ」って嘘ついちゃったりね。
出会いのシーンが、アレックス17歳、ローズ25歳。
今思うとそのシーンからローズよりアレックスに感情移入してましたね。
…あれ?わたしが子供っぽいのかな?

何年かして再演したら、たぶん、うーん、9割くらいのたぶんで、観にいくと思います。
そのときにはローズの気持ちが分かるようになっているでしょうか。

とりあえず、アルマニャックを飲んでみます。
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